書式
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ATAN2(x 座標, y 座標)
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概要
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指定された x-y 座標のアークタンジェント (逆タンジェント) を返します。アークタンジェントとは、x 軸から、原点 0 と x 座標、y 座標で表される点を結んだ直線までの角度のことです。戻り値の角度は、-PI 〜 PI (ただし -PI を除く) の範囲のラジアンとなります。
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引数
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x 座標 | 必ず指定します。点の x 座標を指定します。 |
y 座標 | 必ず指定します。点の y 座標を指定します。 |
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補足/解説 |
1. | 戻り値が正の数なら x 軸から反時計回りの角度を表し、負の数なら x 軸から時計回りの角度を表します。 |
2. | ATAN2(a,b) = ATAN(b/a) という関係になりますが、ATAN2 関数では、"a" に 0 を指定することができます。 |
3. | x 座標 と y 座標が両方とも 0 である場合、エラー値 #DIV/0 が返されます。 |
4. | アークタンジェントの値を度で表すには、計算結果に 180/PI() を掛けるか、または DEGREES 関数を使います。 |
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特記事項 |
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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