E-Functions: #092 AVEDEV

書式

AVEDEV(数値 1, [数値 2], ...)

概要

データ全体の平均値に対するそれぞれのデータの絶対偏差の平均を返す関数。
主にデータの分散性を測定するときに使用する。

引数

数値 1 ,
数値 2,...

数値 1 は必須、以降省略可能。絶対偏差の平均を求める数値データを指定。
引数は 1 ～ 255 個まで指定可能。（ Excel 97 ～ 2003 では最大 30 個まで。）
カンマ (,) で区切って指定する代わりに、単一配列や、配列への参照を引数として使用することも可能。

補足／解説

1.	引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定可能。
2.	個別に引数として指定した論理値、および、数値を表す文字列は、計算の対象となる。
3.	上記 2. とは逆に、配列またはセル範囲に、文字列、論理値、または空白セルが含まれている場合、これらは無視される。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となる。
4.	本関数の計算結果は、対象となるデータの計測単位によって変わる。
5.	平均絶対偏差は、次の数式で表される。

特記事項

使用例

E-Functions