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2010/07/28

#145 DATE


書式

DATE(年,月,日)

概要

特定の日付をシリアル値に変換する関数。

Excel では、1900年1月1日を 1 として、以降を連番で管理している。例えば、2010年8月1日は、1900年1月1日から数えて、40391 日目に当たるため、本関数を利用した場合、40391 という数値が得られる。

日付の表現方法は、西暦/和暦の別を含めて様々な形式が考えられるため、日数を計算する必要が生じた場合等には、まず、本関数を利用して、Excel 内部で統一した形式に変換した上で、計算用の関数を利用するのが一般的な用途である。

引数

必須。一般的には 1900 ~ 9999 の整数 4 桁を指定。
必須。一般的には 1 ~ 12 の整数 2 桁を指定。
必須。一般的には 1 ~ 31 の整数 2 桁を指定。

補足/解説
1. セル参照による引数の指定は可能。
2. 引数「年」に 0 ~ 1899 を指定した場合、エラーとはならないが、1900 を加算した年として認識される。
例えば 110 であれば、2010 年を指定したものと見なされる。
3. 引数「年」の値が負の値、または 10000 以上の場合、エラー値 #NUM! が返される。
4. 年、月、日を機械的にシリアル値に変換するため、引数「月」と「日」については「引数」欄で説明した範囲外の数値を入力してもエラーとはならない。
例えば「=DATE(2010,15,88)」と入力した場合、Excel 内部では、まず 2010 年 1 月 1 日を変換した上で、その 15ヶ月と 88 日後を計算するだけなので、2011 年 5 月 27 日に当たるシリアル値が返却される。
当然ながら、負の数を指定した場合も同様で、何月前もしくは何日前かを計算して返却する。
5. ただし、上記の「月」「日」の指定に当たって、計算結果として、3. で指摘した「年」の範囲を超える場合には、同様にエラー値 #NUM! が返される。

特記事項
本関数を利用して得られるシリアル値は、関数入力前のセルの表示形式が「標準」であれば、自動的に「日付」として表示される。
シリアル値自体を参照したい場合や、別形式で表示したい場合は、表示形式の変更を実施するか、TEXT 関数を含む表示変換に対応した関数の利用が必要である。

使用例
参考:Excel2010 関数リファレンス

I.M.L.,ltd

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