書式 |
DDB(取得価額, 残存価額, 耐用年数, 期間, [率])
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概要 |
倍額定率法 (Double-declining Balance Method) を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返す関数。
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引数
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取得価額 | 必須。資産を購入した時点での価格を指定。 |
残存価額 | 必須。耐用年数が終了した時点での資産の価格を指定。
0 (ゼロ) の指定も可能。 |
耐用年数 | 必須。資産を使用できる年数(償却の対象となる資産の寿命年数)を指定。 |
期間 | 必須。減価償却費を求める期を指定。
期間は耐用年数と同じ単位で指定のこと。 |
率 | 省略可能。償却率を指定。
省略時は 2 を指定したと見なされ、倍額定率法で計算が行われる。 |
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補足/解説 |
1. | すべての引数は、必ず正の数で指定のこと。 |
2. | 倍額定率法では、指定された償却率で減価償却費が計算される。
減価償却費は、最初の期が最も多く、その後の期では急速に減少するのが一般的な考え方であり、その法則性は、次の数式で表される。
Min( (取得価額 - 前期までの償却累計額) * (率/耐用年数), (取得価額 - 残存価額 - 前期までの償却累計額) ) |
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3. | 倍額定率法を使用しない場合は、率を指定のこと。 |
4. | 定額法による減価償却費が定率法による計算結果よりも大きいとき、定額法に切り替えたい場合は、VDB 関数を使用のこと。 |
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特記事項 |
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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