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2010/07/20

#015 ROUND


書式
ROUND(数値, 桁数)

概要
引数として指定した数値を四捨五入して指定された桁数にする。

引数
数値必須。四捨五入する数値を指定。
桁数必須。数値を四捨五入した結果の桁数を指定。

補足/解説
1. 桁数という引数は、丸め処理自体を「割り切れない少数への対応」と捉えている観が強いことから、基本的には「小数点以下に残す桁数」を指定するものである。
従って、小数点以下第一位で四捨五入する(結果は整数値となる)場合は、0(ZERO)を指定する。
日本語の「四捨五入」は、操作する対象桁への表現であるため、整数の十の位や百の位で四捨五入することを考えると、負の数による引数の指定が直感的には難しくなるが、上記のZEROを起点として、マイナス符号を付けて桁数を数えることで、整数の四捨五入には対応のこと。
→「百の位で四捨五入する」→「3桁目を四捨五入する」→「引数は -3 」
2. 常に切り上げる場合は、ROUNDUP関数を利用のこと。
3. 常に切り下げる場合は、ROUNDDOWN関数を利用のこと。
4. 数値を特定の倍数に四捨五入する (0.5 単位に丸めるなど) 場合は、MROUND関数を利用のこと。

使用例
参考:Excel2010 関数リファレンス

I.M.L.,ltd

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