1. | 検索対象の大文字と小文字は区別されて検索されない。区別したい場合は、FIND(B) 関数を利用のこと。 |
2. | 検索文字列にワイルドカードの指定が可能。 |
3. | 検索文字列に空文字("")を指定した場合、最初の文字に検索ヒットしたと見なされる。( 1 または、開始位置に指定した番号が返却される。) |
4. | 開始位置の指定については、検索文字列が複数あることがわかっている場合等に、最初のもしくは幾つかの検索ヒットを避ける意味で、それ以降の開始位置を指定する等の用途が考えられる。 |
5. | 開始位置の指定については、SEARCH 関数は文字数、SEARCHB 関数はバイト数を指定する。
ただし、SEARCH 関数の利用において、半角カナ文字等を含む文字列をカウントする場合、濁点が 1 文字としてカウントされるので注意が必要である。 |
6. | 開始位置に、0(ZERO)以下を指定したり、対象の文字数より大きい数値を指定した場合、#VALUE! エラーとなる。 |
7. | SEARCH / SEARCHB の違いについて、関数リファレンスによれば「 SEARCH 関数は、SBCS を使う言語での使用を意図したもので、SEARCHB 関数は、DBCS を使う言語での使用を意図したもの」との記載があるが、DBCS に属する日本語環境では「 SEARCHB 関数を利用すべき!?」という話ではない。
この説明は「開発者目線で」文字セットの違いに起因して文字数の考え方を 2 パターン用意する必要が生じたことを説明したに過ぎず、どちらの関数を利用するか?は、関数の「利用者側の」使用目的による判断でしかない。 |
8. | 文字セットの違いと考え方については、以下のページを参照のこと。
⇒ SBCS / DBCS |
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