書式 |
AVERAGEIFS(平均範囲, 条件範囲1, 条件1, [条件範囲2, 条件2], ...)
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概要 |
複数の検索条件に一致するすべてのセルの平均値 (算術平均) を返す関数。
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引数 |
平均範囲 | 必須。平均する 1 つまたは複数のセル (数値、または数値を含む名前、配列、セル参照) を指定。 |
条件範囲 1,
条件範囲 2, ... | 条件範囲 1 は必須、その後に続く条件範囲は省略可能。
対応する条件による評価の対象となる 1 ~ 127 個の範囲を指定。 |
条件 1,
条件 2, ... | 条件 1 は必須、その後に続く条件は省略可能。
平均の対象となるセルを定義する 1 ~ 127 個の条件を数値、式、セル参照、または文字列で指定。
たとえば、検索条件は 32、"32"、">32"、"Windows"、または B4 のように記述 (式および文字列を指定する場合はダブルクォーテーション(") で囲む必要がある)。 |
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補足/解説 |
1. | 平均範囲が空またはテキスト値の場合、エラー値 #DIV0! を返す。 |
2. | 検索条件範囲内の空白のセルは 0 と見なされる。 |
3. | 範囲内の TRUE を含むセルは 1 と見なされ、FALSE を含むセルは 0 (ゼロ) と見なされる。 |
4. | セルに対して指定されたすべての検索条件が TRUE の場合にのみ、平均値の計算に平均範囲の各セルが使われる。 |
5. | AVERAGEIF 関数の範囲引数および検索条件引数とは異なり、本関数では、各検索条件範囲に含まれるセルの個数と形状は、合計対象範囲と必ず一致している必要がある。 |
6. | 平均範囲のセルを数値に変換できなかった場合、エラー値 #DIV0! を返す。 |
7. | すべての検索条件を満たすセルがない場合、エラー値 #DIV/0! を返す。 |
8. | 条件にはワイルドカードの指定が可能。 |
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特記事項 |
本関数は、Excel 2007 より、追加された関数です。 |
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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