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2010/07/25

#184 LEFT(B)


書式
LEFT(文字列, [文字数])
LEFTB(文字列, [バイト数])

概要
LEFT 関数は、文字列の先頭から指定された数の文字を返し、LEFTB 関数は、文字列の先頭から指定されたバイト数の文字をを返す。

引数
文字列必須。切り出す文字を含む文字列を指定。
文字数/
バイト数
省略可能。LEFT 関数の場合は、切り出す文字数を、LEFTB関数の場合は、切り出す文字のバイト数を指定。
ともに省略された場合は、1 が指定されたと見なされる。
また、指定した文字列の文字数、またはバイト数を超えて、引数が指定された場合は、文字列全てが返るのみで、エラーとはならない。

補足/解説
1. LEFT / LEFTB の違いについて、関数リファレンスによれば「LEFT 関数は、SBCS を使う言語での使用を意図したもので、LEFTB 関数は、DBCS を使う言語での使用を意図したもの」との記載があるが、DBCS に属する日本語環境では「LEFTB 関数を利用すべき!?」という話ではない。
この説明は「開発者目線で」文字セットの違いに起因して文字数の考え方を 2 パターン用意する必要が生じたことを説明したに過ぎず、どちらの関数を利用するか?は、関数の「利用者側の」使用目的による判断でしかない。
2. 文字セットの違いと考え方については、以下のページを参照のこと。
 ⇒ SBCS / DBCS

特記事項

使用例
参考:Excel2010 関数リファレンス

I.M.L.,ltd

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