書式
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RANK(数値,範囲,[順序])
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概要
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順序に従って範囲内の数値を並べ替えたとき、数値が何番目に位置するかを返します。
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引数
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数値 | 必須。範囲内での順位 (位置) を調べる数値を指定します。 |
範囲 | 必須。数値の範囲の配列またはその範囲への参照を指定します。参照に含まれる数値以外の値は無視されます。 |
順序 | 省略可能。範囲内の数値を並べる方法を指定します。省略または 0 を指定した場合、範囲内の数値は降順ソートされ、それ以外の場合は、降順ソートされる。 |
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補足/解説 |
1. | RANK 関数では、重複した数値は同じ順位と見なされます。数値が重複していると、それ以降の数値の順位がずれていきます。たとえば、昇順に並べられた整数のリストがあり、そのリストに 10 が 2 度現れ、その順位が 5 であるとき、11 の順位は 7 となります (順位が 6 の数値はありません)。
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2. | 目的によっては、同順位も考慮した順位定義の使用が必要となる場合もあります。たとえば、前の使用例で 10 の順位を 5.5 に訂正できた方がよい場合もあるでしょう。そのためには、下記の補正因子を RANK 関数の戻り値に加算します。この補正因子は、順位を降順 (順序に 0 を指定するか、省略した場合) または昇順 (順序に 0 以外の数値を指定した場合) のどちらで計算する場合にも使用できます。
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特記事項 |
本関数は Excel 2010 では、「互換性」関数として搭載されています。
Excel 2010 で使用できない訳ではありませんが、より機能が充実した形で、「RANK.AVG 関数」および「RANK.EQ 関数」が提供されています。 |
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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