書式
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SUBTOTAL(集計方法,範囲1,[範囲2],...])
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概要
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リストまたはデータベースの集計値を返す。
通常は、[データ] タブの [アウトライン] で [小計] を使用して、リストに集計行を挿入するが、作成した集計リストを修正するときは、SUBTOTAL 関数の編集を要する。
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引数
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集計方法
| 必須。リストの集計に使用する関数を、1 ~ 11 (非表示の値も含める) または 101 ~ 111 (非表示の値を無視する) の番号で指定。
非表示の値を含める集計
| 非表示の値を含めない集計
| 関数
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1
| 101
| AVERAGE
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2
| 102
| COUNT
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3
| 103
| COUNTA
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4
| 104
| MAX
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5
| 105
| MIN
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6
| 106
| PRODUCT
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7
| 107
| STDEV
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8
| 108
| STDEVP
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9
| 109
| SUM
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10
| 110
| VAR
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11
| 111
| VARP
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範囲1
| 必須。集計に利用する最初の範囲を指定
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範囲2,...
| 省略可能。集計に利用する2ヶ所目以降の範囲を指定。最大254個まで指定可能。(ただし、Excel97~2003では、29個まで。)
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補足/解説 |
1. | 範囲内に他の集計値が挿入されている場合、ネストされている集計値は、計算の重複を防ぐために無視される。
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2. | 集計方法の値にかかわらず、フィルターの結果に含まれていない行はすべて無視される。
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3. | 本関数の集計機能は、列のデータ(縦方向の範囲)に適用されるため、集計方法として 101 以上の値を指定し、行方向の集計を実施する(例えば「=SUBTOTAL(109,B2:G2)」とする等)場合、範囲内の列を非表示にしても、集計結果は変わらない。
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特記事項 |
参照先に 3-D参照が含まれている場合は、エラー値 #VALUE! が返却される。
なお、3-D参照については、別途解説を掲載予定。
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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