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2010/07/21

#004 SUBTOTAL


書式

SUBTOTAL(集計方法,範囲1,[範囲2],...])

概要

リストまたはデータベースの集計値を返す。
通常は、[データ] タブの [アウトライン] で [小計] を使用して、リストに集計行を挿入するが、作成した集計リストを修正するときは、SUBTOTAL 関数の編集を要する。

引数

集計方法
必須。リストの集計に使用する関数を、1 ~ 11 (非表示の値も含める) または 101 ~ 111 (非表示の値を無視する) の番号で指定。
非表示の値を含める集計
非表示の値を含めない集計
関数
1
101
AVERAGE
2
102
COUNT
3
103
COUNTA
4
104
MAX
5
105
MIN
6
106
PRODUCT
7
107
STDEV
8
108
STDEVP
9
109
SUM
10
110
VAR
11
111
VARP
範囲1
必須。集計に利用する最初の範囲を指定
範囲2,...
省略可能。集計に利用する2ヶ所目以降の範囲を指定。最大254個まで指定可能。(ただし、Excel97~2003では、29個まで。)

補足/解説
1. 範囲内に他の集計値が挿入されている場合、ネストされている集計値は、計算の重複を防ぐために無視される。
2. 集計方法の値にかかわらず、フィルターの結果に含まれていない行はすべて無視される。
3. 本関数の集計機能は、列のデータ(縦方向の範囲)に適用されるため、集計方法として 101 以上の値を指定し、行方向の集計を実施する(例えば「=SUBTOTAL(109,B2:G2)」とする等)場合、範囲内の列を非表示にしても、集計結果は変わらない。

特記事項
参照先に 3-D参照が含まれている場合は、エラー値 #VALUE! が返却される。
なお、3-D参照については、別途解説を掲載予定。

使用例
参考:Excel2010 関数リファレンス

I.M.L.,ltd

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