書式 |
SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, [条件範囲2, 条件2], ...)
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概要 |
複数の条件を満たす範囲内のセルの値を合計する関数。
例えば「=SUMIFS(A1:A20, B1:B20, ">0", C1:C20, "<10")」と記載した場合、 B1:B20 の対応する数字がゼロ (0) を超えていて、C1:C20 の対応する数字が 10 未満の場合のみ A1:A20 の範囲の数字を合計する。
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引数 |
合計範囲 | 必須。合計する1つまたは複数のセル(数値、数値を含む名前、範囲、またはセル参照など) を指定。
空の値やテキスト値は無視される。 |
条件範囲1 | 必須。対応する条件による評価の対象となる最初の範囲を指定。 |
条件1 | 必須。加算の対象となる条件範囲 1 のセルを定義する条件を指定。 |
条件範囲2,
条件2 ... | 省略可能。追加の範囲と対応する条件。
最大 127 組の範囲/条件のペアを指定可能。 |
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補足/解説 |
1. | 文字列で検索条件を指定する場合、比較演算子も含めてダブルクォーテーションで囲んで指定する必要がある点と、ワイルドカードの指定が可能な点は、SUMIF 関数同様。 |
2. | 合計範囲に含まれるセルの中で、そのセルに対応する条件をすべて満たすものだけが計算の対象となる。 |
3. | 合計範囲のセルに TRUE が含まれている場合は 1 と見なされ、FALSE が含まれている場合は 0 (ゼロ) と見なされる。 |
4. | SUMIF関数の範囲および条件とは異なり、SUMIFS関数では、各条件範囲に含まれる行数と列数は、合計対象範囲と必ず一致している必要がある。 |
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特記事項 |
SUMIFS と SUMIF とでは、引数の指定順序が異なる。
特に合計範囲は、SUMIF では省略可能な第3引数であるのに対し、SUMIFS では指定必須の第1引数である。
類似の関数をコピーして編集する場合は、引数の指定順序を間違えないよう注意が必要である。
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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