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2010/07/21

#008 SUMPRODUCT


書式
SUMPRODUCT(配列 1, [配列 2], [配列 3], ...)

概要
引数として指定した配列の対応する要素間の積をまず計算し、さらにその和を返す。
例えば、売上明細等で「単価 x 数量」を各行で実施することなく、一度に対応する場合に使用する。
...ので、配列は2個以上指定するのが通常の利用方法であるが、引数の配列2以降は省略可能なので、一つだけ指定してもエラーとはならない。ちなみに、この場合はSUM関数を利用した場合と同じ結果が返る。

引数
配列1 必須。計算対象となる要素を含む配列を指定。
配列2, 配列3, ... 省略可能。計算対象となる要素を含む配列を指定。最大255個まで指定可能。(ただし、Excel97~2003では、30個まで。)

補足/解説
1. 引数となる配列は、行数と列数が等しい配列である必要がある。等しくない場合、エラー値 #VALUE! が返却される。
2. 数値以外の配列要素は、0 であると見なされる。

特記事項
Microsoftによれば、配列を利用すると一般的な関数で本関数と同様の処理を実施できるとのこと...。
例えば「=SUMPRODUCT(A1:B6,C1:D6)」については、「=SUM(A1:A6*C1:D6)」が配列として入力されていれば、同じ結果を得られる。
SUMを配列として入力するには、式を入力した後、Ctrl+Shift+Enterで確定する。

操作自体は難しくないので、いつでも試せるものの、論理的な解説については、別枠解説記事を掲載(時期未定ながら...f^_^;...)したい。

ちなみに、この操作の延長で「=SUM(A1:A6^2)」を配列入力すると、それぞれの配列要素の二乗の和が返却される。

使用例
参考:Excel2010 関数リファレンス

I.M.L.,ltd

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