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2010/07/27

#160 TIME


書式

TIME(時, 分, 秒)

概要

指定された時刻に対応する小数を返す関数。
計算結果の小数は、0 ~ 0.99999999 の範囲にある値で、0:00:00 (午前 0 時) から 23:59:59 (午後 11 時 59 分 59 秒) までの時刻を表す。

引数

必須。一般的には 0 ~ 23 の整数を指定。
必須。一般的には 0 ~ 59 の整数を指定。
必須。一般的には 0 ~ 59 の整数を指定。

補足/解説
1. セル参照による引数の指定は可能。
2. 各引数には 32767 までの数値を指定可能。上記の一般論を超えても、特にエラーとはならない。
3. 引数「秒」に 59 を超える値を指定した場合、時、分、秒に変換される。
例えば、TIME(0,0,2000) は TIME(0,33,22) と見なされ、計算結果の値は 0.023148 または 12:33:20 AM となる。
4. 引数「分」に 59 を超える値を指定した(または「秒」から繰り上がって結果として超えた)場合は、時と分に変換される。
例えば、TIME(0,750,0) は TIME(12,30,0) と見なされ、計算結果の値は 0.520833 または 12:30 PM となる。
5. 引数「時」に 23 を超える値を指定した(または「秒」「分」から繰り上がって結果として超えた)場合、24 で除算され、剰余が時間として計算される。
( 24 以降の数値は「翌日」以降を指したものと見なし、時刻表示の機能としては不要なデータとして切り捨てられる。)
例えば TIME(27,0,0) は TIME(3,0,0) と見なされ、計算結果の値は 0.125 または 3:00 AM となる。
6. 各引数が 32767 を超える場合は、エラー値 #NUM! が返る。

特記事項
本関数を利用して得られるシリアル値は、関数入力前のセルの表示形式が「標準」であれば、自動的に「時刻(含ユーザ定義)」として表示される。
シリアル値自体を参照したい場合や、別形式で表示したい場合は、表示形式の変更を実施するか、TEXT 関数を含む表示変換に対応した関数の利用が必要である。

使用例
参考:Excel2010 関数リファレンス

I.M.L.,ltd

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