書式 |
ACCRINTM(発行日, 受渡日, 利率, [額面], [基準])
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概要 |
満期日に利息が支払われる証券の未収利息額を返す関数。
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引数 |
発行日 | 必須。証券の発行日を指定。 |
受渡日 | 必須。証券の受渡日を指定。
受渡日とは、発行日以降に証券が買い手に引き渡される日付を指す。 |
利率 | 必須。発行日の証券の利率を指定。 |
額面 | 省略可能。証券の額面価格を指定。
省略時は、$1,000 を指定したと見なされる。 |
基準 | 省略可能。計算に使用する基準日数を示す数値を指定。
以下の通り。
基準
| 基準日数 (月/年)
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0 または省略
| 30 日/360 日 (NASD 方式)
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1
| 実際の日数/実際の日数(365日か366日)
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2
| 実際の日数/360 日
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3
| 実際の日数/365 日
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4
| 30 日/360 日 (ヨーロッパ方式)
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補足/解説 |
1. | 日付は、DATE 関数を使って入力することを推奨する。
文字列で指定しても必ずエラーが発生する訳ではないが、不測の事態を避ける意味では、DATE関数を利用しないまでも、他の数式または他の関数の結果を指定のこと。 |
2. | 発行日、受渡日、基準に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられる。 |
3. | 発行日、または受渡日に無効な日付を指定すると、エラー値 #VALUE! が返される。 |
4. | 利率 ≦ 0 または基準 ≦ 0 である場合、エラー値 #NUM! が返される。 |
5. | 基準 < 0 または基準 > 4 である場合、エラー値 #NUM! が返される。 |
6. | 発行日 ≧ 受渡日である場合、エラー値 #NUM! が返される。 |
7. | 本関数は、以下の数式で表される。

● D = 利息計算の基準となる 1 年の日数
● A = 基準での指定に基づく利息計算期間の日数
⇒ 満期日に利息が支払われる証券であれば
発行日から満期日までの日数 |
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特記事項 |
Excel 2003 以前のバージョンで使用するには「分析ツール」アドインが必要です。 |
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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