書式 |
YIELDMAT(受渡日, 満期日, 発行日, 利率, 現在価値, [基準])
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概要 |
満期日に利息が支払われる証券の利回りを返す関数。
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引数 |
受渡日 | 必須。証券の受渡日を指定。
受渡日とは、発行日以降に証券が買い手に引き渡される日付を指す。 |
満期日 | 必須。証券の満期日を指定。
満期日とは、証券の支払期日を指す。 |
発行日 | 必須。証券の発行日を指定。 |
利率 | 必須。発行日の証券の利率を指定。 |
現在価値 | 必須。額面 $100 に対する証券の価値を指定。 |
基準 | 省略可能。計算に使用する基準日数を示す数値を指定。
以下の通り。
基準
| 基準日数 (月/年)
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0 または省略
| 30 日/360 日 (NASD 方式)
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1
| 実際の日数/実際の日数(365日か366日)
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2
| 実際の日数/360 日
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3
| 実際の日数/365 日
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4
| 30 日/360 日 (ヨーロッパ方式)
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補足/解説 |
1. | 日付は、DATE 関数を使って入力することを推奨する。
文字列で指定しても必ずエラーが発生する訳ではないが、不測の事態を避ける意味では、DATE関数を利用しないまでも、他の数式または他の関数の結果を指定のこと。 |
2. | 受渡日と満期日をより具体的に説明すれば、例えば、2008 年 1 月 1 日に発行された 30 年債券を、発行日の 6 か月後に購入した場合
● 発行日: 2008 年 1 月 1 日
● 受渡日: 2008 年 7 月 1 日
● 満期日: 2038 年 1 月 1 日 という関係になる。 |
3. | 受渡日 、満期日、発行日、基準に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられる。 |
4. | 受渡日、満期日または発行日に無効な日付を指定すると、エラー値 #VALUE! が返される。 |
5. | 利率 < 0 または利回り < 0 である場合、エラー値 #NUM! が返される。 |
6. | 基準 < 0 または基準 > 4 である場合、エラー値 #NUM! が返される。 |
7. | 受渡日 ≧ 満期日である場合、エラー値 #NUM! が返される。 |
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特記事項 |
Excel 2003 以前のバージョンで使用するには「分析ツール」アドインが必要です。 |
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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