書式
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GETPIVOTDATA(データ フィールド, ピボットテーブル,
[フィールド 1, アイテム 1, フィールド 2, アイテム 2], ...)
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概要
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ピボットテーブル レポートに格納されているデータを取得する関数。
※ 関数としての用途を覚えるより、ピボットテーブルからデータを取得する方途として、本関数の利用が必須である点を理解のこと。
⇒ 一般にセルの内容を別セルで参照する場合、等号("=")を利用して情報が格納されたセルをポイント(動作としてはクリック)するが、ピボットテーブル上の集計結果を、同様の形で参照した場合、自動的に本関数が入力される。
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引数
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データ
フィールド | 必須。取り出すデータを含むデータ フィールドの名前をダブルクォーテーション (") で囲んで指定。 |
ピボット
テーブル | 必須。ピボットテーブル レポート内のセル、セル範囲、または名前付きのセル範囲への参照を指定。
どのピボットテーブル レポートに取り出すデータが含まれているかを判別するための情報。 |
フィールド 1,
アイテム 1,
フィールド 2,
アイテム 2,... | 省略可能。取り出すデータを表すフィールド名とアイテム名を指定。
1 ~ 126 組まで指定可能。特に入力順の規定はない。
フィールド名と、日付と数値を除くアイテム名はダブルクォーテーション (") で囲んで指定する。 |
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補足/解説 |
1. | ピボットテーブル に、複数のピボットテーブル レポートが含まれる範囲を指定した場合、その範囲内で最後に作成されたピボットテーブル レポートからデータが取得される。 |
2. | フィールドとアイテムの引数にセルを指定すると、指定セルの値が文字列、数値、エラー値、その他のいずれの場合にも、入力されている値が返される。 |
3. | アイテムに日付が含まれる場合、別のロケールでワークシートを開いても値が保持されるよう、シリアル値または DATE 関数によって表現する必要がある。 |
4. | ピボットテーブル に指定した範囲にピボットテーブル レポートが存在しない場合、エラー値 #VALUE! が返される。 |
5. | 引数に指定したフィールドが表示されていない場合や、引数に指定したレポート フィルターにフィルターされたデータが表示されない場合は、エラー値 #REF! が返される。 |
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特記事項 |
OLAP のピボットテーブルについては、別枠取り上げる予定のため、今回の内容では言及しない(2010/07メモ)。
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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