書式 |
PHONETIC(範囲)
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概要 |
文字列からふりがなを抽する関数。
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引数 |
範囲 | 必須。ふりがなを振れる文字列を含む 1 つまたは複数のセル参照を指定。 |
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補足/解説 |
1. | 引数にセル範囲を指定した場合、左→右、上→下の順にセルを解釈し、関数を記載したセルの中に、範囲に指定した全セルの情報を「つなげて」返却する。 |
2. | 範囲を飛び飛びに選択した場合、#N/Aエラーが返る旨リファレンス上に記載があるが、飛び飛びにセルを選択するには、カンマか何かで区切る必要が生じ、引数の指定誤りに対するダイアログが表示され、関数の入力自体が完結できない。 |
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特記事項 |
本関数を利用して表示できるふりがなは、Excel内で入力し漢字変換した際の「情報」のみであり、Webを含む他システムから、情報を拾って貼り付けてある場合には、ふりがなを取得できずに漢字がそのまま出力される。
また「入力履歴」表示機能としての弊害は、例えば「出力」という言葉を、一文字づつ「デ」「リキ」と入力して変換した場合は、ふりがなが「デリキ」と表示されてしまう点も上げられる。
少なくとも、漢字かな変換に正面から向き合った関数でない点は、十分認識した上での使用が必要である。 |
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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