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2010/07/02

#289 VDB


書式
VDB(取得価額, 残存価額, 耐用年数, 開始期, 終了期, [率], [切り替えなし])

概要
倍額定率法または指定された方法を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返す関数。
VDB は、Variable Declining Balance の略語。

引数

取得価額必須。資産を購入した時点での価格を指定。
残存価額必須。耐用年数が終了した時点での資産の価格を指定。
0 (ゼロ) の指定も可能。
耐用年数必須。資産を使用できる年数(償却の対象となる資産の寿命年数)を指定。
開始期必須。減価償却費の計算の対象となる最初の期を指定。
期間は耐用年数と同じ単位で指定のこと。
終了期必須。減価償却費の計算の対象となる最後の期を指定。
期間は耐用年数と同じ単位で指定のこと。
省略可能。減価償却率を指定。
省略すると、2 を指定したと見なされ、倍額定率法で計算が行われる。
倍額定率法を使用しない場合は、率を指定のこと。
切り替えなし省略可能。減価償却費が定率法による計算の結果より大きくなったときに、自動的に定額法に切り替えるかどうかを、論理値で指定。
省略、または TRUE 指定時、自動的な切り替えは行わない。

補足/解説
1. 切り替えなし以外の引数は、必ず正の数で指定のこと。
2. 倍額定率法の詳細については、DDB 関数を参照のこと。

特記事項

使用例
参考:Excel2010 関数リファレンス

I.M.L.,ltd

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