書式 |
AVERAGE(数値1, [数値2], ...)
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概要 |
指定した数値の合計÷指定した数値の個数で平均を求める。
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引数 |
数値1 | 平均を求める1つ目の数値を指定。セル参照、またはセル範囲の指定が可。 |
数値2, ... | 省略可能。平均を求める2つ目以降の数値を指定。最大255個までの指定が可能(Excel97-2003では30個まで) |
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補足/解説 |
1. | 引数には、数値、数値を含む名前、セル範囲、またはセル参照を指定でき、論理値や数値に変換可能な文字列は計算対象となる。ただし、数値変換できない文字列を指定した場合は、#VALUE!エラーが返る。 |
2. | 引数として指定したセル範囲またはセル参照に文字列、論理値、または空白セルが含まれている場合は(個別に指定した場合と異なり、これらはすべて)無視される。ただし、0(ZERO)が入力されている場合は計算対象となる。 |
3. | 無視される対象は、合算に含まれないと同時に分母にもカウントされない。空白セルを除くこれら無視される対象を、ZEROと見なして分母のカウントに加えたい場合は、AVERAGEA関数を使用のこと。 |
4. | 特定の条件を満たす値だけを計算対象とする場合は、AVERAGEIF 関数または AVERAGEIFS 関数を使用のこと。 |
5. | 引数をどのような形で指定しても、それがエラー値である(またはエラー値が含まれる)場合は、そのエラーが引き継がれる。 |
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特記事項 |
補足/解説2.にて、空白セルは無視されるが、0値は計算対象となる旨説明があるが、これはExcelのオプションに [ゼロ値のセルにゼロを表示する] ことがチェックボックス化されており、チェックを外すとZEROが表示されなくなるために、あえて注意喚起されたものである。
通常チェックを外して使用することは少ないが、シート単位に設定可能なので、自身作成したファイルでない場合等、計算結果に差が生じる恐れがあるので、注意が必要である。
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使用例
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参考:Excel2010 関数リファレンス |
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